カイロとはギリシャ語で「手」プラクティスは「技術」という意味を持つ手技療法です。
主なアプローチは筋肉の緩和操作（マッサージの様な手技療法）と骨格矯正（アジャストメントと言われる矯正）になります。
スパインでは、ジョイントモーション理論という考えを元に、関節可動域に重きを置いた根本的な改善を目指した施術をしています。
（例えば、肩こりは筋肉の過緊張で起こるが、過緊張を起こす原因を改善しなければ再発を繰り返す＝関節の位置関係や可動性に起因している）

はい、痛くありません。
筋肉の緩和は元より、骨格の矯正もいかに患者の負担を少なく、的確なアプローチを行うか？という事を理論的に学び、18年の経験に基づいて行なっています。痛みを抑える（除去する）事が根本なので施術自体に痛みを伴うことはありません。それでも痛みを感じる様なら訴えていただければ強度や方法を変えて行いますのでご安心ください。

上半身の症状は妊娠発覚初期から受けていただいても問題はありません。
腰より下半身の症状に関しては、妊娠が発覚した後安定期に入るまでの4ヶ月以降を推奨しています。骨盤周辺は理論上影響がない…と記述している文献もあるのですが、妊娠（特に初回）の場合は色々と不安になることも多く、万が一体調不良になった際にカイロプラクティック施術による影響を懸念されて不安が増大してしまうことを防ぐためです。
安定期以降は問題ありません。
むしろ体型や骨盤の変化に伴う症状の出現や増加が考えられるので、出産に備えて骨格から整えていく事をお勧めします。また、上半身の症状（頚部・肩周辺・背部）は初期段階でも問題はありません

妊娠後期からお産を経験し、骨盤の位置関係が変わります。
その事によって腰から骨盤周辺〜股関節や膝に妊娠前には経験しなかったような症状を訴える場合が多くあります。妊娠10週前後からリラキシンホルモンと言われる女性ホルモン（骨盤周辺靭帯を緩めて開かせる）が分泌され、産後もその影響下にあります。 骨盤が緩んでいる状況下で、日常生活に加え育児の負担が増えるので、女性の身体及び精神的にも負担が増加しやすい時期です。
その様な観点から、Spineではカイロプラクティックプロフェッショナルとして骨盤のみでなく、お身体の全体的なケアと、負担から発生する精神的なストレスの緩和を意識してしっかりケアさせていただきますので是非ご来院ください。

骨盤周辺が不安定な状態にあるので筋肉の負担の増加や骨盤の歪みなどが起こり、その後の状態に影響を与えます。
産院では産後も骨盤ベルトなどで固定する事を推奨していますが、妊娠後期〜産後の骨盤が歪んでいる状態で固定してしまうのは、ベルトを外して生活をする様になった時に不利益になる可能性が高いので、カイロプラクティックで筋骨格の状態を整えながらベルトなどをうまく併用していくことをおすすめしています。
また、妊娠〜産後の体内変化として筋力低下（妊娠中のバランス変化で使う筋肉と使われにくい筋肉に差が生まれる）や腹圧の低下に伴い内臓下垂を起こす事による下腹部が出てしまう…などの変化が考えられます。
Spineカイロプラクティックでは施術による筋骨格の状態改善は元より、ご自宅で出来る様な筋力強化＝腹圧を高める指導も行なっていますのでご相談ください。

産後直後からでもカイロプラクティックを受けていただくことは可能ですが、初産の方の場合当院では2〜3ヶ月後を目安にしていただいています。（母親が赤ちゃんとの生活環境に慣れるまでの目安期間）

はい、可能です。
乳児・小児カイロプラクティックは専門的な知識を有するべき（日本では規制が設けられていない）なので当院では行いませんが、小学校中学年以降は筋骨格の構造がしっかりしてきます。その様な理由から当院では最年少を小学校3年生に設定しています。

可能です。
当院は乳児でもベビーカーでの来院が可能な様に通路を広く設けています。園児以降になれば空いている部屋で遊んでいても全く問題ありません。

現在日本国ではカイロプラクティックは自由診療となっているため国民健康保険や社会保険の適応はできません。
しかし、領収書の発行は行いますので個人的に請求先に交渉してください。（インボイスの申請は2024年現在行なっていませんのでご了承ください）

普段の服装で構いません。
当院で男女ともにお着替えのご用意があります。もしご自分の着替えの方が良いという事であればそちらでも構いませんし、お着替えなくそのまま施術でも大丈夫です。

初回の施術時間は問診などの時間を含め50分に設定させていただいています。
2回目以降は30〜40分以内とさせていただいています。
当院では長い時間を施術に割く事が良い効果を出すものではなく、筋肉やそれに準ずる関節の状態によって変化すると考えています。（例えば時間をかけて1回で筋肉や関節を緩めすぎる事が必ずしも症状の改善につながる訳ではないという考えです）もし、もう少し状態改善に時間を割かなければならない場合は再度ご来院を提案させていただきます。

カイロプラクティックが適応できる多くの症状は、患者様それぞれの日常生活に密接に関係して出る症状がほとんどです。
そのためその状態を改善し維持していくためにもほとんどの場合通院が必要となります。（突然起こるぎっくり腰などの急性症状も誘発要因は性別や年齢、プライベートの過ごし方や運動の有無、栄養素やストレスのかかり方など、様々ですが日常生活の積み重ねの結果の場合がほとんどです）
当院ではオーダーメイドの施術を心がけており、お身体の状態のみでなく環境的な因子もヒアリング（可能な限りで結構です）させていただきます。それにより、より的確な治療計画を立てることで少ない回数でも症状が安定して出現しないようにしていきます。

当院ではコース設定などはなく、オーダーメイド治療を信念としています。
その様な観点から環境因子を含め、個々の患者様の状態に合わせた施術を心がけているため、施術もその時々の状態（前回の施術で改善傾向に見られるのか？変化がないのか？）によって変化します。
ご質問のように痛い箇所が移った場合など、その時によって施術の内容を変更する場合があります。（あえて同じ施術内容にすることで徐々に効果が出る場合もあります。）
個々の身体差を考慮した施術を心がけており、施術マニュアル（時間などのコース設定ある場合はマニュアルの通りに施術を行なっていく場合がほとんどです）の様なものは存在しません。

現在日本国ではカイロプラクティック診療は医療保険（国民健康保険や社会保険など）の適応範囲外となる、自由診療となっております。
原則実費負担となりますが、帰属の組織や交通事故などによる保険の適応が可能な場合があります。
個人での交渉をしていただく必要がありますが、当院ではお名前と用途を記載した領収書の発行は行います。（インボイス登録は行なっていません