手関節の関節構造は複雑です。8つの骨が集まり手首を構成しているのですが、手首を保護する筋組織は前腕から手にかけて腱組織になります。
日常的に使うことの多い手首ですが、腱鞘炎になりやすい部位です。ドケルバン症など母子腱炎を起こす場合や、手の痺れを伴う手根での神経圧迫を起こす手根管症候群といった症状が多くみられます。また母子球筋という指で最も大きな親指の筋肉なのですが、この筋肉のオーバーユーズによって痛みが出ることも多々あります。
パソコン業務に従事することが多い現代社会で多く診られるほか、育児での抱っこなどの動作が多く行われることによって発症率が高まります。
スパインでは解剖学的構造を考慮し、手根骨の位置や靭帯及び腱などの周囲組織に対する検査を行い、障害組織に対する刺激を抑える施術を行います。結果として靭帯及び腱組織炎を起こす要因を排除し、治癒に向かわせます。
このような症状にお悩みの方は是非一度スパインでの施術をお試しください。