痺れは1月前から徐々に強くなり現在は常時痺れ感を感じる状態である。
関内にある会社に勤務しており、東横線で通勤しているため当院が近い事もあり来院した。
症状は左手の親指から中指辺りまで痺れ感を感じ、仕事でパソコン作業をしていると症状が強くなる。
痺れを感じ出してから2週間経った時に病院に行き、手根管症候群という診断を受けた。メチコバール(末梢神経障害の治癒に用いる)薬の処方を受けて様子を見たが一向に改善する気配がなく、数回受診をした際に「手根管の内視鏡手術をしましょう。日帰り手術なので楽ですよ」との事であったが手術には抵抗があったため、「少し検討します」と答え様子を見ることにした。
手術を受けず改善させる方法はないのか?とネットで検索し、関内や馬車道周辺で手術以外の改善方法はないか?検索した結果当院がヒットし、HPの適応症に手根管症候群が書いてあったので試してみようと思い来院した。
【検査内容】
長掌筋・橈側手根屈筋共に左前腕の緊張が高い。
月状骨・舟状骨・有頭骨の掌側変異(掌側に浮いている)
掌屈(掌側に曲げる)動作が制限/背屈(手の甲側に曲げる)時に痺れ増悪
チネルリスト(+)手首を叩くと痺れが親指側に出る
掌屈側の筋力が4/5 患者は「攣りそう」と表現した。
【施術内容】
上記検査結果から、可能性が最も高いのは手根管症候群だと判断できた。念の為左右の脈拍なども確かめ、手関節での血管性の知覚異常も診たが、拍動差は無かったため除外。
純粋に正中神経(👇で示した神経が手根管を通る)のルート解放を目的に施術を行った。
【施術予後】
【施術者の見解】
この方は現在は定期的なメンテナンスで1月に1回ケアされている方ですが、馬車道にスパインカイロプラクティック(整体院)をオープンする前からの患者さんで、少し離れてしまったのにコチラにわざわざご来院していただいている方の症例を書かせてもらいました。
当初は手の痺れに本当にお悩みで、1ヶ月ほど常に痺れている状態だったので「手術を受けなきゃ治らないのかな?」と悩んだ末のご来院だったので印象に残っています。
手根管症候群は男女比率は無く(産後の子育て中の方を考慮すると手首の症状は女性の発症率が高くなります)、現代社会において長時間パソコン業務に従事される方や、料理などでフライパンなどを振る機会が多い方などにも発症する可能性があります。
手首は使う機会が多い部位なので症状が発生しやすい箇所です。少しでも違和感を感じたら適切な医療機関や、今回の症例のようにカイロプラクティックも有効な手段なのでお困りの方は是非ご来院ください。
当院では癒しとしてではなく日常生活に直結する筋骨格に由来する様々な症状に対応するカイロプラクティック(整体)を提供しています。馬車道駅徒歩1分・日本大通り駅徒歩8分・JR関内駅徒歩7分・JR桜木町駅徒歩12分にあります。横浜駅から京浜東北線・ブルーライン・みなとみらい線でのアクセスが便利です。
横浜周辺にお住まいお勤めの方で上記症状にお悩みの方は当院スパインカイロプラクティック(整体院)にお越しください。誠心誠意対応させていただきます。